あの日からグレーが気になっている
少し前のこと。
あるカフェに入ったとき、
ふと目に留まった女性がいました。
どうやら、そのカフェのスタッフの方のようでした。
その女性が着ていたのは、
チャコールグレーのドレス。
特別に華やかな色でもないのに、
その人の雰囲気と服がとてもよく似合っていて、
思わず目で追ってしまいました。
実は、それまでわたしは
グレーという色に
それほど惹かれたことがありませんでした。
特にドレスとなると、
自分から選ぶことはあまりなかった色です。
でも、その日見たグレーは
なんだか忘れられなかったんですね。
それからというもの、
生地を見るたびに
グレーが気になるようになりました。
ひと口にグレーといっても、
青みのあるグレー、
少し温かみのあるグレー、
黒に近い深いグレー。
本当にたくさんの表情があります。
同じ色でも、
身に纏う人や、光の当たり方によって
こんなにも印象が変わるんだな、と。
そして面白いのは、
一人の女性が素敵に着ていたことをきっかけに、
今まであまり興味のなかった色が
自分にとって特別な色になったことです。
ファッションって、
こういう思いがけない出会いがあるんですよね。
実は今、そんな出来事がきっかけになって
新しい服づくりを進めています。
これまでのBOUTIQUEでは
あまり登場しなかった色。
近いうちに、
少しずつご紹介したいと思っています。