少し立ち止まって、今の感覚を確かめる時間
お正月の慌ただしさが落ち着き、
日常に少しずつ戻りはじめる頃。
最近、クローゼットを開ける手が、
いつもよりゆっくりになっています。
何を着るか、というよりも、
どんな感触のものを身につけたいか。
そんなところから、服を選ぶ時間です。
冷たい空気に触れたとき、
肩にかけた布の重さや、
首元に触れる素材の感覚で、
自分の調子が分かることがあります。
忙しさが本格的に始まる前に、
少しだけ立ち止まって、
身体の声を聞くような時間。
今年は、
そうした小さな感覚を大切にしながら、
服と向き合っていけたらと思っています。
この場所では、
その時々の気配や、
制作の途中にある思考を、
少しずつお届けしていく予定です。
どうぞ、今年もよろしくお願いいたします。