予定より、「余白」が欲しくなる12月
12月は、数字だけが先に進んでいく季節だと年々感じます。
気持ちはまだ秋の途中なのに、予定や行事が増えていく。
静かに、少し背筋が伸びる時期です。
クローゼットを開くと、今年まだ袖を通していない服があることに気づきました。
好きなのに、今の自分にはしっくりきていない。
その一方で、何度も繰り返し選んでいる服がある。
理由は説明できないのに、手が伸びるもの。
“似合うから”でも“新しいから”でもなくて、
ただ、今日のわたしに合うから。
服は、自分の気分や状態をそのまま映してくれる存在です。
そして不思議なことに、
今年選ばなかった服が、来年突然しっくりくることがあります。
選び続けた服にも、
選ばれなかった服にも、
どちらにも意味がある。
もしもう気持ちが戻らない服があるなら、
それはきっと、手放すタイミング。
日々のこうした小さな選択が、
来年の自分へ静かにつながっていく。
12月は、がむしゃらに進む月ではなく、
気分をひらく準備をする月かもしれません。
焦らず、急かさず、
暮らしと気持ちを整えながら、次の季節へ。