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洋服の魔法 / わたしを強くしてくれるもの

いちばん さいしょの洋服の記憶ってどこにあるのだろう...

おでかけをするときに着せてもらっていたワンピースやエナメルのワンストラップのシューズ

母の手作りのイチゴ柄のビキニや胸元にシャーリングのはいったサマードレス...

幼稚園時代の自分のお洋服への向き合い方は、あまり覚えていなかったのだけど、物心ついた時に両親から聞いて知ったことがあるんです。

七五三の時との話だったので3才か5才のときのことだったと思うのですが、
母方の祖母がお祝いにピンクの着物を買ってきてくれました。優しい優しいお祖母ちゃんで、大好きなお祖母ちゃんでした。

ですがその時のわたしは ピンクが嫌だと泣き叫び、水色に変えてくれ〜と言いながらギャンギャン泣いてお祖母ちゃんを困らせ、ついには色を変えてもらいにデパートまでいかせてしまったらしいんです。

ごめんよ お祖母ちゃん。小学生になってその話を聞いたときは、申し訳ないなと思いながらも、心のどこかで
「ピンクはないよな〜」と思っていたような気もします。
当時のわたしはピンクが苦手で、とにかく水色が好きだ!といつも言っていた記憶だけはあるので😁(ちなみにピンクに手が伸びだしたのは20歳過ぎてからかも)

でもそれくらい、着る物から与えてもらえる心地良さに敏感だったのじゃないかなと思うんです。

覚えているお気に入りは傘のマークのアーノルドパーマーのマルチストライプのポロシャツ、それもブルー系のものでした。
とにかくカラーリングが好きで、肌触りも良かったので、クローゼットの引き出しからそのポロシャツを取り出すときの嬉しい気持ちは、今でも覚えています。

その次によく覚えているのは、ピアノの発表会に母がつくってくれた別珍の花柄のロングワンピース ブラウンにボルドーや白系、茶色のお花がプリントされていてフリルの袖、だけど決して甘過ぎないデザインだったのです。
ピンクや可愛らしすぎるものが苦手だったわたしにはお気に入りのワンピースとなった思い出のものです。
ワンピースはもう無いのですが、まだその生地は手元にあって、それがトップの写真のもの。
大勢の人の前で舞台の上でピアノを弾く。この生地で作ってもらった ちょっと大人っぽいワンピースはあがり症だったわたしの気持ちをやわらげて、しかも強くしてくれて舞台に立たせてくれたのでした。

どうやらわたしの別珍好きはこの頃から始まっていたのだな...なんてことも大人になってから感じています。

お気に入りの服をクローゼットから手にとる時の気持ち、お気に入りの服を身に纏っている時の嬉しい気持ち、どちらも大人になった今でも同じように感じている♡
多分小さな頃はるんるん♪ってスキップしていたよね。
そんなお気に入りの1枚があれば、どこへでもお出かけしていきなくなってしまうし、何にでも挑戦できる自分でいられる気がする。

「それって魔法みたいだ」

小さな頃のわたしは そんなお洋服の魅力を知ってしまったのだと思う。

そう. お洋服にはわたしを、あなたを、強くしてくれる魔法があるのです。
だからわたしは ファッションのチカラを信じているし、お仕事としてお洋服を生み出すことを選んだのだなって思っています。

BOUTIQUEのお洋服があなたの小さな一歩を踏み出すきっかけになってくれたら、そんな嬉しいことはないなと思ってもいるし、洋服をきっかけとして るんるんした気持ちが増えていったらいいなと思ってます。

あなたが 小さな頃にお気に入りだったお洋服は何ですか?